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大阪挑戦日記

大阪挑戦日記45

高校生活も1ヵ月が経ちましたが、

皆さん元気で過ごせていますか?

最近忙しすぎて、

メールのチェックができていませんでした。

遅れたけど必ずメール返すからね。

メールありがとう!

 

さて、先生は精神的にハードな毎日を送っています。

先生は、

起こり続ける小さな生徒指導の問題の1つ1つに

くそ真面目になって向き合っています。

でも、これは現実的に愚かな行為で、

1つ1つのことに時間を割くのは、

自分の首を絞めることになり、

全てをさばききれるわけではありません。

そんなことは頭では分かっているのですが、

どうも放っとけない性分が、

私の悪いところなのかもしれません。

 

先生が今一番悩んでいるのは、

同僚たちとの「感覚のズレ」です。

日々小さい問題行動は起きるものですが、

指導の際にどの程度指導するかを考えます。

一言「こらっ」で終わらせるとか、

短く「それは~だからダメだよね」

または別室に連れて行ってしっかり話をする

などなど感情に流されずに強く言うかどうかを

考えたりします。

先生はやはり今も愛媛基準で、

「ここをゆるめさしたら次の問題はやっかいになる」

「この手段を取らなければ、解決は難航する」

と思って思考をめぐらしたり行動したりするのですが、

多くの場合が、

周りの先輩方とは違った答えにたどりついてしまいます。

なんとも不思議です。

 

先生は大阪に生徒指導を勉強しに来たので、

「自分の経験が浅はか」

「自分の育った環境が悪かった」

ことを強く認めて、

「自分が間違っている」ということを

繰り返して自分に言い聞かせ、

新しい考え方を学ぼうと必死になっています。

でも、少し自分を否定し続けることに疲れてきました。

なかには本当に私の思考が至らなかったものもありますが、

「本当にそれで大丈夫?」と思っているものが大半で、

刻一刻と悪くなっていく状態に、

私はだんだんと手が負えなくなってきています。

 

こんな時はどうすればいいかな?

今ここに打ち込みながら落ち着いて考えてみると、

私の視野が狭くなっているのも、

教師陣が連携を取れていないのも、

しっかりと認めて、

バランスのいい答えを見つけていくことが

必要かなと思いました。

 

この学校は去年にも増して、

若くなりました。

学校全体的に前より連携が薄く、

指導力が弱くなっているように感じます。

一人一人の気のゆるみが

調子に乗る小者を増やし、

果ては一気に荒れるかと、思ってみたりします。

 

先生は幸運なことに、

生徒指導に強い師匠を同じ学年に迎えることができたので、

週末は正座をして教えを乞うています。

さて、今後どうなることやら。