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大阪挑戦日記

大阪挑戦日記46

今年も少しずつ暑さが来ていますね。

5月になり、少しテンションも下がるかと思いきや、

この子たちの悪さは止まることがありません。

毎日起こる生徒指導に目を回しながら、

今週も先生頑張りました。

 

一昔前の教員採用試験では、

「場面指導」というものがありました。

例えば、

「クラスの子がくつを隠されました。

 それについて指導を行いなさい。

 指導できる時間は5分です。」

といった感じの出題です。

確かに終礼などのHRを活用して、

こういった指導力が求められることもありますが、

やはり現場では活かすことのできない力を

求められていたように思います。

 

今週の先生の反省として、

先生の思っていることを伝えるばかりで、

子どもたちの声を拾う場面が少なかったように思えます。

どの子の話でもゆっくり聞いてあげてから指導しなければ、

納得なんて、なかなか行くはずもなく、

再び同じ過ちを繰り返すことは目に見えて明らかです。

 

短い時間で物事を解決していくのも大事かもしれませんが、

時間をかけて解決していくのも大事ですよね。

矛盾したような関係ですけども、

バランスのいいところを落ち着いて見抜く力が、

今の私には必要に感じます。

 

先生は今、

頭の中の構造が変わっていくのを感じます。

今までの自分の観念を歪め、

新しい考え方を吸収し、

実行に移そうとしています。

頭の中がどんどん溶けていって、

何もわからなくなる感覚です。

もう何度目のことか分かりません。

新天地で挑戦を繰り返す度、

「この苦しみの先に!」と思いながら過ごしてきました。

「もっと強くなる!」と信じて、

来週も頑張ります。

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