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大阪挑戦日記

大阪挑戦日記39

もうすぐ次の任地場所が決まるはずなのですが、

なかなか通知が来ない・・・。

来年度に向けて少しそわそわする2月になりました。

泣いても笑っても、あともう少し。

最後まで耐えて頑張ってください。

 

さて、今回は校則「時間編」です。

我が主は言いました。

「下校時刻を18時に定める。

 18時には生徒を門の外へ出す。」

皆さんも厳守してきた下校時刻です。

18時のチャイムが鳴り終わるまでに

門の外へ出なければ、かなり叱られましたね。

私にとってそれは当たり前のルールなのですが、

この学校の教師はそれを守ろうとしません。

18時に最後のミーティングを行っている

部活がほとんどです。

生徒たちは18時10分頃に門を出ます。

この学校のここだけは本当に許しがたいのです。

理由は2つあります。

 

1つ目は時間を守るというルールそのものです。

「たかだか10分遅くなったくらいで・・・」

と、一般的には思われるかもしれませんが、

「終わりの時間を守る必要がないのなら、

 始める時間も守る必要はありません。」

すなわち、「遅刻OK」って言っているようなものです。

朝遅刻するのだって、

「たかだか2,3分遅れたくらいで・・・」でしょう?

そしてこの問題は、社会の悪習にも及んでいる気がします。

日本社会は始業時間を守らせるくせに、

終業時間を守らせません。

なんでもサービス残業(=給料のでない残業)をさせています。

元凶(げんきょう)がここから始まっている気がして、

私はかなり嫌悪感を抱いてしまいます。

 

2つ目の理由は「主」の命令を無視していることです。

どんな集団でもトップが「こうする」と言って、

それを皆が承諾(しょうだく)したなら、

必ず守らなければなりません。

特に今の社会では、チームワークが大切でありますから、

全体の規律や行動に関しては順守(じゅんしゅ)する必要が

あります。

この軽々しく主の命令を無視することは、

至る所で「隙」として表れているなと感じています。

だからいつか大きな痛手を被(こうむ)ることになるでしょう。

 

さて、教育界ではここ数年

「1人のスーパー教師ではなく、

 チームワークがなせる教師」

になることを求めています。

でも、これは他のほとんどの業種でも

言える話ではないでしょうか。

確かにスーパーマンを必要とする業種はあるでしょうが、

そのスーパーマンが「もし」いなくなった時のことを

トップ(運営者)はいつでも考えていることでしょう。

持続可能な状態を維持するためには、

やはりチームワークを大切にできる人材を求めるはずです。

 

では、「チームワークができる人」とは、

どのような人であるのか。

皆さんも考えてみてくださいね。

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