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大阪挑戦日記

大阪挑戦日記34

本当に寒くなってきましたね。

風邪をひかないようにしてください。

先生も体調を崩さないように頑張ります。

 

コロナについては、もう語らなくていいかと思っています。

しかし、君たちにまだ教えていないこともあります。

それは「コロナによる差別」です。

学校で起こる「コロナによるイジメ」は、

「しょうもない奴がしょうもないことをしている」ということで、

君たちは、イメージも解決策も見えるはずです。

しかし、「コロナによる差別」は、

個人個人の「正義」のもと行われていることもあるので、

起因(きいん)や解決の方法を探すには困難な場合があります。

もし身近に「コロナによる差別」を見かけたら、

解決の方法はまだ見つけられなくていいので、

冷静に、個人の掲(かか)げる「正義」に耳を傾けてみましょう。

『正義が通る学年』として、

自分の正義をまた見つめ直してみてくださいね。

 

さて、

今日は防災訓練だったのかな?

昨年の君たちの様子を思い出します。

皆かわいかったなぁ笑

そして、あの時に初代主に言われたんじゃなかったかな。

「担任の言うことじゃないと聞かんわ笑」

まだあの時はフワッとしか分かっていませんでしたが、

今改めて考えていることです。

今日は生徒指導のお話

先日、我が主(二代目)とまたまたお話できる機会をもらいまして、

昔話を聞かせて頂きました。

金髪の不良が授業に出ずに中庭でバスケしていることや、

グラウンドにバイクを乗り回す輩(やから)がいたことや、

それをなんとか捕えようとした話など、

聞いていて楽しかったのですが、

最後に我が主は、

「とにかく、子どもに関わって関わって

 関わり倒すと、子どもの耳はこっちに向く」

とおっしゃっていました。

なるほどなと思いました。

今目の前の子達も、

私の言うことは聞かないけれど、

担任の言うことは聞く子がいます。

また、誰の言うことも聞かないけれど、

一部の先生の言うことは聞く子がいます。

それは別に、「先生が怖いから」という理由ではなく、

先生がその子に多く関わりを持とうとするからです。

私は今までの生徒を振り返り、

何にも言うことを聞かない、

「かわいくない奴」の顔を思い浮かべました。

大抵そういう子って、周りの子に迷惑かけて、

どうしようもないくらいひねくれているんですけど、

私が「イラッ」とするほど言うことを聞かなかった時、

「果たして私はその子にしっかり関われていたかな?」

と、指導の方法が間違っていたことに気付きました。

『関わって、関わって、関わり倒す』

来年の私の課題ですね。

 

さて、この話は生徒指導に限ったことではないでしょう。

君たちがこれから生きていく上で、

好きにしろ嫌いにしろ、

先輩にしろ後輩にしろ、

言うことを聞いてもらいたい相手ができるでしょう。

そんな時は「関わり」というポイントに注目してみましょう。

ただし、深く関わり過ぎる必要はありません。

自分のペースが乱されない一定の距離を保つことが大事ですよ。

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