今年も残すところ1ヵ月となりますね。
全ての人にとって記憶に残る年となりましたが、
皆さんはどんな年になっているでしょうか。
そして、
あとの1ヵ月でどんな年にすることができるでしょうか。
よい新年が迎えられるよう、
あと1ヵ月を頑張って過ごしてみましょう!
さて、今日のお話ですが、
家事をしながらYoutubeを垂れ流していると、
懐かしいドラマのセリフを耳にしました。
あの頃は飛び飛びにしか見ていなかったので、
もう1度じっくり見たいドラマの1つなんですが、
「女王のいる教室」
鬼教師が担任となって地獄のような1年を過ごすという話。
社会的反響が大きかったですね。
PTAなどの団体から批判の声が大量に上がったようですが、
鬼教師が子どもへ送る言葉には、
世の中の核心を突く言葉がたくさんありました。
一部をご紹介。
『日本という国は
ある特権階級の人たちが楽しく
幸せに暮らせるように
あなたたち凡人が
安い給料で働き
高い税金を払うことで成り立っているんです。
そういう特権階級の人たちが
あなたたちに何を望んでいるか知ってる?
今のままず~っと愚かでいてくれればいいの
世の中の仕組みや不公平なんかに気付かず
TVやマンガでもぼうっと見て何も考えず
会社に入ったら上司の言うことをおとなしくきいて
戦争が始まったら
真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいいの』
久々に聞いたこのセリフに
たまらない気持ちになりました。
先生の理想には、
やはり自分の育てた子ども達は
未来のリーダーであって欲しいと思っています。
何も本当にトップに立つ必要はなく、
集団の中のただの1人であったとしても、
決して愚かな人ではなく、
よく考えて行動できる人であって欲しいと願うのです。
君たちは賢いので、
この鬼教師の言っていることが分かるでしょう。
ただ、
目の前の子どもたちを見ていると、
この言葉が理解できるのはいつの日かと
思ってしまいます。
勉強の話ではなくて、
人生や生き方の話で、
あまりにも学ぼうとしないあの子達は、
一生気付くことが出来ないかもしれないなと
先生は感じています。
そういう大人も少なくない日本ですから。
残りの1ヵ月。
先生はそれになんとか抗(あらが)えないかと
考えてみたく思うのです。