今年も少しずつ暑さが来ていますね。
5月になり、少しテンションも下がるかと思いきや、
この子たちの悪さは止まることがありません。
毎日起こる生徒指導に目を回しながら、
今週も先生頑張りました。
一昔前の教員採用試験では、
「場面指導」というものがありました。
例えば、
「クラスの子がくつを隠されました。
それについて指導を行いなさい。
指導できる時間は5分です。」
といった感じの出題です。
確かに終礼などのHRを活用して、
こういった指導力が求められることもありますが、
やはり現場では活かすことのできない力を
求められていたように思います。
今週の先生の反省として、
先生の思っていることを伝えるばかりで、
子どもたちの声を拾う場面が少なかったように思えます。
どの子の話でもゆっくり聞いてあげてから指導しなければ、
納得なんて、なかなか行くはずもなく、
再び同じ過ちを繰り返すことは目に見えて明らかです。
短い時間で物事を解決していくのも大事かもしれませんが、
時間をかけて解決していくのも大事ですよね。
矛盾したような関係ですけども、
バランスのいいところを落ち着いて見抜く力が、
今の私には必要に感じます。
先生は今、
頭の中の構造が変わっていくのを感じます。
今までの自分の観念を歪め、
新しい考え方を吸収し、
実行に移そうとしています。
頭の中がどんどん溶けていって、
何もわからなくなる感覚です。
もう何度目のことか分かりません。
新天地で挑戦を繰り返す度、
「この苦しみの先に!」と思いながら過ごしてきました。
「もっと強くなる!」と信じて、
来週も頑張ります。