もうすぐ次の任地場所が決まるはずなのですが、
なかなか通知が来ない・・・。
来年度に向けて少しそわそわする2月になりました。
泣いても笑っても、あともう少し。
最後まで耐えて頑張ってください。
さて、今回は校則「時間編」です。
我が主は言いました。
「下校時刻を18時に定める。
18時には生徒を門の外へ出す。」
皆さんも厳守してきた下校時刻です。
18時のチャイムが鳴り終わるまでに
門の外へ出なければ、かなり叱られましたね。
私にとってそれは当たり前のルールなのですが、
この学校の教師はそれを守ろうとしません。
18時に最後のミーティングを行っている
部活がほとんどです。
生徒たちは18時10分頃に門を出ます。
この学校のここだけは本当に許しがたいのです。
理由は2つあります。
1つ目は時間を守るというルールそのものです。
「たかだか10分遅くなったくらいで・・・」
と、一般的には思われるかもしれませんが、
「終わりの時間を守る必要がないのなら、
始める時間も守る必要はありません。」
すなわち、「遅刻OK」って言っているようなものです。
朝遅刻するのだって、
「たかだか2,3分遅れたくらいで・・・」でしょう?
そしてこの問題は、社会の悪習にも及んでいる気がします。
日本社会は始業時間を守らせるくせに、
終業時間を守らせません。
なんでもサービス残業(=給料のでない残業)をさせています。
元凶(げんきょう)がここから始まっている気がして、
私はかなり嫌悪感を抱いてしまいます。
2つ目の理由は「主」の命令を無視していることです。
どんな集団でもトップが「こうする」と言って、
それを皆が承諾(しょうだく)したなら、
必ず守らなければなりません。
特に今の社会では、チームワークが大切でありますから、
全体の規律や行動に関しては順守(じゅんしゅ)する必要が
あります。
この軽々しく主の命令を無視することは、
至る所で「隙」として表れているなと感じています。
だからいつか大きな痛手を被(こうむ)ることになるでしょう。
さて、教育界ではここ数年
「1人のスーパー教師ではなく、
チームワークがなせる教師」
になることを求めています。
でも、これは他のほとんどの業種でも
言える話ではないでしょうか。
確かにスーパーマンを必要とする業種はあるでしょうが、
そのスーパーマンが「もし」いなくなった時のことを
トップ(運営者)はいつでも考えていることでしょう。
持続可能な状態を維持するためには、
やはりチームワークを大切にできる人材を求めるはずです。
では、「チームワークができる人」とは、
どのような人であるのか。
皆さんも考えてみてくださいね。