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大阪挑戦日記

大阪挑戦日記35

2学期も最後の週を残すのみとなりました。

受験生の冬休みは、最後の追い込みをかけたり、

絶え間なく勉強して、脳のリズムを整えたりすると思います。

ですが、メリハリはしっかりつけましょう!

元旦くらいは正月を楽しんでもいいのです!

餅をついて食べて寝る日があってもいいのです!

勉強するときはしっかり勉強して、

休む時にはちゃんと休むといったメリハリをつけて、

無駄なストレスをためないようにしましょう。

その為には、学習の計画を立てることが大事です。

元旦をしっかり過ごすために、

いつどれくらい勉強するかの計画を立ててください。

来週はその計画をじっくり考える時間ですよー!

 

さて、今回は教育政策のお話。

先日御上が「公立小35人学級」を財務省から勝ち取りました。

これで来年度以降から

学年ごとに移行していくことが決まりました。

これに対し、尾木ママ大先生は

「いやいや25人学級でしょ」と言っています。

ちなみに中学校は40人学級のままで、

まだまだ日本の教育政策は問題を抱えたまま

落ち着きそうにはありません。

どこまでいけば我々教員は人権を取り戻せるのか

先生が思いつくゴールは、

〇25人学級

〇午前と午後でプログラムを立てる

の2つですね。

この時期の個別懇談を体験して、

「ずっとこれでいいのでは?」と深く思いました。

午前中に授業を受けて、給食を食べて帰る。

クラブ生は午後からクラブ活動を行う。

ここまでして、やっと我々教員は6時にあがる状況ができます。

やっと人間らしい時間です。

これと同等なものを目指すために、

午前に主要5科を集中させたプログラムを作り、

午後は体育などの実技教科を集中させます。

こうすると、週に1日くらいは午前終了日ができます。

これだけでだいぶ仕事が変わってくるのですが、

問題は教員の数です。

「1つの授業で1人の教師が見れる子どもの数は40人」

という決まりがあるので、

例えば、体育で「同じ日に同じ内容をさせる」という

こだわりがあれば、4人の体育教師が必要になるわけです。

でも、これって「25人学級の導入」と抱き合わせれば

解決できる問題なんですよね。

25人学級にすることも、

人員を増やさなければできないことですから。

ここまでくれば、

教員も公務員の仲間入りがちゃんとできて、

卑屈にならずに済むし、

皆さんにも勧めることができますね。

教員採用試験受けてくれている人が

毎年たくさんいるわけですから、

早く政策踏み切ってやった方がいいと思います。

でないと、本当に誰も受けてくれなくなりますよ。

現状は持続可能な環境ではないのですから。

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