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大阪挑戦日記

大阪挑戦日記33

今年も残すところ1ヵ月となりますね。

全ての人にとって記憶に残る年となりましたが、

皆さんはどんな年になっているでしょうか。

そして、

あとの1ヵ月でどんな年にすることができるでしょうか。

よい新年が迎えられるよう、

あと1ヵ月を頑張って過ごしてみましょう!

 

さて、今日のお話ですが、

家事をしながらYoutubeを垂れ流していると、

懐かしいドラマのセリフを耳にしました。

あの頃は飛び飛びにしか見ていなかったので、

もう1度じっくり見たいドラマの1つなんですが、

「女王のいる教室」

鬼教師が担任となって地獄のような1年を過ごすという話。

社会的反響が大きかったですね。

PTAなどの団体から批判の声が大量に上がったようですが、

鬼教師が子どもへ送る言葉には、

世の中の核心を突く言葉がたくさんありました。

一部をご紹介。

『日本という国は

 ある特権階級の人たちが楽しく

 幸せに暮らせるように

 あなたたち凡人が 

 安い給料で働き

 高い税金を払うことで成り立っているんです。

 そういう特権階級の人たちが

 あなたたちに何を望んでいるか知ってる?

 今のままず~っと愚かでいてくれればいいの

 世の中の仕組みや不公平なんかに気付かず

 TVやマンガでもぼうっと見て何も考えず

 会社に入ったら上司の言うことをおとなしくきいて

 戦争が始まったら

 真っ先に危険なところへ行って戦ってくればいいの』

久々に聞いたこのセリフに

たまらない気持ちになりました。

先生の理想には、

やはり自分の育てた子ども達は

未来のリーダーであって欲しいと思っています。

何も本当にトップに立つ必要はなく、

集団の中のただの1人であったとしても、

決して愚かな人ではなく、

よく考えて行動できる人であって欲しいと願うのです。

君たちは賢いので、

この鬼教師の言っていることが分かるでしょう。

ただ、

目の前の子どもたちを見ていると、

この言葉が理解できるのはいつの日かと

思ってしまいます。

勉強の話ではなくて、

人生や生き方の話で、

あまりにも学ぼうとしないあの子達は、

一生気付くことが出来ないかもしれないなと

先生は感じています。

そういう大人も少なくない日本ですから。

 

残りの1ヵ月。

先生はそれになんとか抗(あらが)えないかと

考えてみたく思うのです。

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