9月になりましたね。
夏休みが2週間しかなかった大阪の子ども達は、
ストレスが膨れ上がっています。
もともと勉強が得意ではない子達の集まりなので、
来週から7時間が始まることに、
子ども達も我々教員も疲弊(ひへい)が隠せなくなっています。
この現状を全く把握(はあく)することなく、
教育委員会はさらに全くもってとんちんかんな、
感染予防対策や圧力をかけてきます。
ここの教育委員会は、傘下(さんか)にある
全ての学校の現状を把握することなど容易いはずなのですが、
各学校、地域との連携といった姿勢を見せず、
「とりあえず」の格好だけを取ろうとしています。
君たちの地域密着型の学校を思うと、
なんとも「しんどい」ものですね。
集団を指揮する者は、
現状を把握し、
適材適所を見極め、
先見を持って行動するものです。
以前より教育委員会の人に対する、
同僚の目が厳しかったことは気になっていましたが、
現状を把握することなく指揮するのであれば、
心が離れていくのは仕方がないことですね。
さて、皆さんも2学期の第1週が終わったと思います。
どのようなスタートが切れたでしょうか?
宿題はもちろん全部出せましたね?!
明るく元気に、そして悔いのない2学期を過ごしてください!
今日のお話は君たちに年が近い人のお話。
先生昔から好きな役者がいました。
その人は「芦田愛菜」。
マルマルモリモリ言ってた頃から好感を持っていましたが、
あるドラマのワンシーンで、
まだ幼女では決して分からないであろう登場人物の心情を
見事に表現しきった姿に魅了されてしまったことを覚えています。
名門の学校に入学され、読書家として知られることからも
最近はさらに好感を持てる人へと成長しておられる様子ですね。
そんな芦田愛菜さんのニュースが目に留まりましたのでご紹介。
女優の芦田愛菜(16)が3日、都内で行われた映画『星の子』(10月9日公開)の完成報告イベントに登壇。“信じる”がテーマのひとつになっている本作で、芦田自身が「信じる」ことに対する考えを熱弁すると、共演の永瀬正敏(54)も「しっかりしてるでしょ!」と褒めちぎった。
“信じる”について芦田は「裏切られたとか期待していたとか言うけど、その人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められることができる、揺るがない自分がいることが信じることと思いました」と高校生とは思えない回答を披露。
続けて「揺るがない軸を持つことは難しい。だからこそ人は『信じる』と口に出して、成功したい自分や理想の人物像にすがりたいんじゃないかなと思いました」と言葉の中に潜む人の心理を指摘した。
経験や知識から思考に思考を繰り返して、
人の心情を深く知ることを繰り返してきたからこそ出る、
まっすぐで洗練された言葉。
先生も16の頃いろんなことを思考して、
思考と言葉を洗練してきましたが、
彼女のような穢(けが)れのない言葉にはできませんでした。
君たちには是非(ぜひ)彼女ような、
穢(けが)れのない真理の言葉を探し出してほしいと思います。
できるさ!君たちなら!
さて、来週もいい子で頑張りましょう!