夏の終わりが近づいて来ました。
皆さんはどんな夏休みを過ごせているでしょうか。
先生は、夏らしいことは1つもせずに、
勉強ばかりしていました。
そして本日、
教員採用試験の数学のテストを受けてきました。
昨年に比べると時間はたくさんありましたので、
割と本気で頑張って、
いいレベルまで上げたつもりだったのですが、
試験や勝負というものには、
やはり運も必要なのでしょうか。
ことごとく相性の悪い問題ばかりで、
充分に解ききることができませんでした。
「みんな解けてないといいなぁ」という
淡い期待を浮かべながら、
ただ今打ちひしがれております。
さて皆さんも、これから生きていく上で、
努力したのに失敗した時に、
「努力なんて実らない」と思う瞬間があるかもしれません。
先生が学生の時はよく思っていましたね。
その時は今できる精一杯のことをしたのに、
結果がついてこなくて、
悔し涙をたくさん流していましたが、
今振り返ってみると、
「やっぱり努力が足りなかったのかな」
と思います。
なぜなら、先生は教師を目指して10年以上になり、
そのほとんどの時間で、
理想の教師になるためだけにステータスを
全振りしてきましたけど、
未だに教師になれていませんからね。
「1番欲しいもの」を手にするための努力って、
やっぱり簡単じゃないんですよ。
「努力はいつか報(むく)われる」なんて言葉がありますけど、
「いつか」って「いつだよ」ってツッコミたくなりませんか?
先生は学生の時に「いつかは来ないかもしれない」と
そう考えていました。
先生は恥ずかしながら、だいぶ嫉妬深い性格でした。
いつだって「1番欲しいもの」は、他人が手にする。
そんな光景を何度も目の前で見て、
「努力なんて何にもならねぇ」て、ひねくれていましたね。
もちろん何もせずにひねくれていたわけではありませんよ。
最低1年、長いもので3~4年くらい努力して、
それでも満足のいく結果に終わらなかった時に、
そんなことを思っていたのです。
先生はそんな失敗を重ねるごとに、
「やっぱり自分なんて」とへそを曲げて、
今までやってきた努力を全部否定していましたけれど、
でも、それからまたしばらく数年生きていると、
その努力が花を咲かせる瞬間がふいに来ます。
先生はその時、
少し嬉しい反面、
「俺が欲しかったのはこれじゃない」と、
またまたへそを曲げていましたけど、
それから数年たった今、
どんな形であれ、
やっぱり「いつか」は来たんじゃないのかな、
っと思っています。
「努力すればいつか成せる」なんてのは、
全てに当てはまるものではないと思いますが、
「努力はいつか報われる」という言葉は
期待通りでなくても、本当なのかもしれないと思っています。
「努力なんてムダだ!」って全否定して泣いていた
昔の自分をなぐさめることはできませんけど、
大事なことは、
その「いつか」の日まで腐らずに生き抜くことですかね。
今何かを努力している人は、努力を続けていきましょう。
今なんにも努力していないなぁと思う人は、
何かにとりあえず、打ち込んでみましょう。
今「1番欲しいもの」は手に入らないかもしれませんし、
同じことで何十回も痛い目を見るかもしれません。
1つ確かなことは、
それでも頑張っているあなたを、
見てくれる人がいるということです。
今日は何かまとまりもありませんが、
ここらへんで。
こんなことを考えていたら昔好きだった曲を
口ずさんでいました。
今になってこの歌詞の深さを知れたように思えます。
いい歌詞なので皆さんも聞いてみてください。
さて、大阪は明日から2学期が始まります。