うちにやっと洗濯機が来ました。
これでコインランドリー生活とはおさらばです。
さて、今回はコロナウイルスについて。
警鐘を鳴らしたいことがありますので、
是非読んでみてください。
「自分が妄想主義だと自覚のある人」は特にです。
最近のニュースでは、
トランプ大統領がいわゆる「コロナ責任」で
中国側に発言している場面が多いですね。
その中において、特段みんなが気になっているのは
「研究所流出説」ではないでしょうか。
これは
「中国・武漢市にあるウイルス研究所ら、
新型コロナウイルスが発生したのではないか」という説です。
最もこの類の話は
新型コロナウイルスがまだ日本に来てない頃から、
「新型コロナウイルスは誰かが持ち込んだものだ」
という陰謀説が話題となっていました。
先生がコロナについての授業をした日にも
「先生知ってる?」といって教えてくれた人がいましたね。
しかし、先生はこう答えました。
「その考えはやめなさい」と。
何故そう言ったのか。
陰謀説がニュースで表立ってきた今、
みなさんには「3つ」のことを伝えておきますね。
1.「思考回路が安定しない」
陰謀説というのは、今に始まったことではなく、
かなり古くから人の心を魅了する事柄でした。
オカルトな話のように、怖いもの見たさで、
どんどん陰謀説にハマっていく人もいます。
しかし、はっきり言いましょう。
陰謀説に思考を使うのは時間の無駄です。
陰謀説って早くて1カ月、長ければ何年も、
悪影響を及ぼす恐れがあります。
何かある度に、
「あれは○○の仕業だ」という考えが頭に浮かぶようになり、
それだけで納得したり、妄想を広げていったりしてしまいます。
正しい情報の収集と、
正常な思考回路に大きなダメージを与えることになるんですね。
2.「真実であるという確証はない」
昨年までのように、
何もなかった平和な日常であれば、
陰謀説を唱える人は、
少し変わった人だと思われていたことでしょう。
しかし、今の不安が蔓延し、混乱が続いている世の中では、
陰謀説にどっぷりつかってしまうということもあります。
では、ここで一度冷静に考えてみましょう。
例えば、
「9月に台風が多いでしょ?あれは実は日本が他の国へ攻撃するために、ハリケーンの実験をしているのさ。」なんて、
先生が言ったら、「そんなわけあるか」と思うでしょう。
でも、ネットに転がっている陰謀説なんて、
そんな信憑性の低いものばかりですよ。
だいたい国の戦争になりかねない、
そんなトップシークレットな内容を
お偉いさ方が容易くもらすわけがないと考えてみてください。
ほとんど全てが、創造力豊かな人が面白おかしく書いたものだと
気付くでしょう。
3.「思考の先には何もない」
陰謀説の思考の先に必ずたどり着くものを教えてあげましょう。
それは「何もない」です。
先生もまた過去に陰謀説にハマった1人でありました。
当時は「3.11」や「TPP( 環太平洋戦略的経済連携協定)」に
日本が参加しようとしていた時期でありました。
「3.11は誰が起こしたものなのか?」
「地震を発生させる装置は存在する!」
といった内容が、ネットで飛び交い、
また、「TPP( 環太平洋戦略的経済連携協定)」への参加は、
「日本が搾取される」などの意見に
先生の関心は大きく引き寄せられました。
ただこれを考え続けていた先に先生は気付きました。
「世の中を変える力を、かけらも持ってない自分が、
これ以上考えても無駄である」と。
君たちもそうですが、先生も結局は「第3者」です。
3.11や今回のコロナの一件でも、
私たちは巻き込まれた
「かわいそうで非力な第3者」でしかありません。
「どこかの研究所でウイルスが作られていたのか?」
そんなことを考えても、調べる術(すべ)は我々にはありません。
それを調べたりできるのは国や機関です。
国や機関が第1者や第2者になるのみです。
その先に陰謀説が明かされたとしても、
第3者の我々にできることはありません。
解決を図るのは、表舞台に出てこない、
裏で国同士を支えている見知らぬ人です。
もし第1人者として解決したいなら、
国のトップでも目指してごらんなさい。
それが考えのうちにないのなら、
ドップリハマってしまうような無駄な時間を過ごさないようにしましょうね。
「読み物としては面白い」それくらいの感覚で留めておきましょう。